
思考シンプリストナビ
それは、ここにある。
解放
ここでお伝えするのは、艱難辛苦から逃れる方法ではなく、
艱難辛苦を生み出すことができなくなる唯一のものです。




現実は、脳内の創作物にすぎない
人は朝起きて寝るまでの間に、6万回思考をすると言われています。
言葉にしないまでも、人は四六時中、頭の中で自分の声と思わしき「ささやき声」を聞いています。

昨今では「思考は現実化する」ことを多くの人が発信しています。
思い通りになっていないと思う現実でさえ、これまでしてきた思考の産物です。
過去の思考が現在、今日の思考は未来を創造していきます。
よく考えてみてください。
今目の前にある現実は、あなたの考えた通りになっていませんか?
理想の現実になっていないならば、あなたの中にネガティブな思考があり、
その思考の通りに現実が創られているはずです。
「私は文系の大学を出たから、理系の仕事には就けない」
そのように思考が働いたとしたら、理系の仕事に就くことはありません。
きっと理系以外の仕事をしていることでしょう。
「私は良いところが何もない」
と思っているのであれば、いつも自分に否定的な発言をし、
周りの人から否定的な言葉をかけられて落ち込むあなたが存在していないでしょうか?
過去は脳の機能による「記憶」。
未来は脳の機能である記憶と学習による「想定」。
人生は脳内ストーリー
記憶や想定、感覚も脳の機能によるものですが、
人はあたかも「自分」が考え、行動をし、何かを成し遂げているように勘違いをします。
思考は左脳の役割です。
その反対に右脳は感覚的なことを司り、五感により右脳が感覚として捉えます。
右脳には思考はありません。感覚のみです。
人は右脳と左脳の働きにより、感覚が捉えたことを思考により「解釈」をします。
その解釈によって、起きたことを良い悪い、幸せか不幸かなどのジャッジをしているにすぎません。
何かによって、幸せか不幸かではなく、
あなたの脳の働きが、過去の記憶という機能を用いて判断をしているだけなのです。
穏やかに軽やかに生きるには、左脳のおしゃべりを極力小さくすることで可能です。
完全に左脳の機能がなくなることはないので、思考は働くのですが、
その力を極限まで小さくすること、それが軽やかさのたった一つの道です。