その人となりをパーフェクトに表わしてくれるのが、「インド占星術」。
パートナーに恵まれているなと、納得できるチャートの持ち主がいた。
出生図の7室には、木星在住。蟹座なので木星は高揚の配置でしかも無傷。
これだけですごく簡単に見れば、結婚運、パートナーに恵まれるだろうと予測がつく。
木星は3室、12室支配だから、そこだけでは恵まれるとは言い切れないが、
無傷で高揚というのはかなりポイントが高い。
だが、配偶者を示すナヴァムシャチャートでは7室に火星。さらに土星のアスペクト。
さらに7室支配の水星は6室在住。
・・一瞬、あれ?とは思ったが、火星は2、9室支配星。ダナヨガの組み合わせ。
かなり裕福なご家庭なので、ご主人が多少怒りっぽい面もあるのかもしれないが、
概ね幸運だろうと予測できる。
火星の象意を考えると、どちらかというとご主人は「情熱的」ともいうかもしれない。
奥様を愛しているのが、聞いているだけでも感じられる方なので、
その要素もあるだろうなと思われる。
あとはD9の8室に木星とケートゥという幸運の組み合わせがある。
8室ではあるが、それぞれが単体なら別だが
木星とケートゥがコンジャクトしていることに意味があるように思う。
結婚を表す分割図の2-8軸。
何も問題がないわけではないが(それはそれで星の配置に現れている)、
トータルして、裕福でしかもご主人に愛され、
幸せな結婚生活を送っている女性であることが、垣間見える。
インド占星術は「星の科学」。
何がどうなります!的な占いというよりも、星の配置をじっくりと分析すると、
過去の出来事と星の配置は驚くほど合点がいく。
その上で未来の可能性の予測する「ツール」である☆
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